日本財団 図書館


 

職場研修の実施について
1996.4.1
職員担当(研修)
内線 2253

 

1 職場研修とは
職員研修は、職員個人の能力開発と組織力の向上を目的としていますが、研修の実施場所や実施主体による区分により、大きく3つに分けることができます。
1つ目は、自己研修です。自己研修は、自己啓発意欲により自らが目標を定め実施することで、英語ではSD(Self Development)といいます。
2つ目は、日常の職場内において実施される職場研修です。英語ではOJT(On theJob Training)といいます。厳密に解釈して「仕事そのものにを通じて行われる研修」に限定する考え方もありますが、一般には、もう少し広く解釈して、日常の職場で実施される、幅広い内容の勉強会まで含めた研修であると考えられており、藤沢市における職場研修も、そのように広く捉えています。
3つ目は、日常の職場以外の場所で実施される職場外研修です。研修担当が企画実施する基本研修や専門研修と研修専門機関が実施する研修や先進都市へ派遣される派遣研修などです。なお、英語では0ffJT(0ff the Job Training)といわれています。
藤沢市の議員研修も上述のとおり大きく3つに分けることができます。この3つの研修を別々に機能させるのではなく、相互補完的に機能させることにより、当初の目的をより効果的に遂げることができるのです。
また、とかく研修というと、職場外研修がクローズアップされがちですが、研修の基本となるのは自己研修であり、また効率的、効果的に実施されるのは職場研修です。
ここでは、職場研修の実施について述べていきます。

052-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION